どうも でょ です！

大変お待たせしました！



今回紹介するのは、

↑ほぼ構図を変えないで手指の描画を修正する手法です！



今回提唱する手指の描画の修正手法は

「CTメソッド｣

と呼ぶこととします。



※CT:Correction Tagの略称で修正用タグという意味（私が勝手に名前付けましたw）
※英名:CT(Correction Tag) Finger Drawing Correction Method
↑英名はChatGPTにお願いしました。
英名の最初と最後を取ってCT Methodです



本手法はシード値を固定し、プロンプトに付けた修正用タグ（以下CTとする）を変更することにより、構図をほぼ変えずに手指の描画ミスを修正すること目的としています。

使用方法

1. 指の描画指定プロンプトの後方にCTを付ける。
2. 画像を出力し、気に入った構図でシード値を固定する。
3. CTを変えつつ画像を出力し、指の描画を修正する。(描画を修正できるまで複数回の出力が必要)

修正用タグ（CT）とは？

ということで、今回使用するCT(修正用タグ)を紹介します！



これまでの私の研究で最も汎用性が高いとされるCTは

「kkkk」

これをつけるだけです！

(え？「k｣4つだけ？？？？とか思っても最後まで読んでね)

これをCT4kと呼ぶこととします。



ここで「k」を使う意味ですが、体感上アルファベット順よって描画傾向が似る場合が多いため、初期値として前後に余裕のある「k」を採用しました。
（電子殻がk殻から始まるのをリスペクト）



※注意事項

• 本手法は必ず手指の描画修正が出来るものではありません。
• NovelAIでしか検証していません。
• CTをプロンプト中に含んだ状態で出力した画像のシードで固定しないと効果を得られません。（CTの後付けは効果ありませんでした。）
• CTを変更して修正するので、ある程度の試行回数が必要です。

実際にやってみる！

今回も例によって、銀髪ボブカットちゃんに登場してもらいましょう！

ドン！



基本プロンプト

{{masterpiece}}, {{{best quality}}}, {{ultra-detailed}}, {{illustration}}, {{1girl}},solo, school uniform,bob cut,silver hair,eyes blue eyes,hair ribbon red ribbon hair,{{disheveled hair}}, floating, cinematic lighting,{{chromatic aberration}}, {{caustic}}, lens flare,beautiful detailed glow,dynamic angle,depth of field,light_leaks,Amazing,finely detail,extremely detailed CG,Original,star,{{an extremely delicate and beautiful}},glowing,bright,{intricate eye} 

ネガティブプロンプト

intricate,text,title,deformed, bad anatomy, disfigured, poorly drawn face, mutation, mutated, extra limb, ugly, poorly drawn hands, missing limb, floating limbs, disconnected limbs, malformed hands, out of focus, long neck, long body, doll joint  

ここで注意！

CTをつけるプロンプトが手指に焦点が合っていないと効果がないため、「でょサンド」との併用をおすすめします。
※でょサンドとは:指定部位で指定効果を挟み込むプロンプト記法。詳しくはこちらをご覧ください。

5fingersなどでも試しましたが、「でょサンド」の方が安定しているのと、指のポーズ指定も同時にできるのでオススメです。
また、プロンプト末尾に指のプロンプトを追加してください。
※現状、指を指定するプロンプトが複数入った状態やプロンプト末尾以外では未検証



今回はでょサンドを用いた指の指定プロンプト
「hands finger 5 finger hands」と｢CT4k｣を基本プロンプトの末尾に付けて試してみます！

実践

①基本プロンプトに「hands finger 5 finger hands kkkk」を加える。

②好みの構図が出るまでガチャ（この時点でなるべく手にピントが合ってた方がいい）

③↑好みの構図が出たらシード値を固定する。

この時点では指が一本多くなっていますね。

④プロンプトのCT部を変更し手の描画を修正する。

「kkkk」で指定したCTを「kkkl」、「kkkm」というように変更し出力することで、手の描画が変化します。この時、「ｋ」に近いアルファベットから試した方がいいです。

基本的に一番右の「ｋ」を変えて無理そうだったら、諦めた方が早いです。
一応アルファベット４桁あるので、26^4＝456,976通りあるので、頑張ればどうにかなるかも？知らんけど

⑤指が修正できた！！

今回はもとの画像で割と描画できていたので、「kkkm」という「ｋ」に近いところで描画修正が出来ました。試行回数は２回でした。
慣れると傾向が掴めるので試行回数を減らせると思います。

⑥微調整をする！

CT4ｋの後に数字を入れることで描画の微調整も可能になっています！
これも追加して出力をするだけ！


今回は「kkkm3」がいい感じでした！

これはCT4ｋだけで納得いかないときに使ってください！



以上、使い方はこんな感じです！

おまけ

試しにもっと複雑そうなのにもチャレンジ


もはや手が多いですねｗ
これは厄介そう


「kkko」で手は一つになったけど、指が多い。。。


約20回程で完成！
最終的なCTは「kklnop」になりました。

実は４桁だけじゃなくてもいいんですｗ

ちなみに、結構いじっても無理そうなときは「aaaa」や「zzzz」で試してそこから調節するとどうにかなる時があります。
それでも全然変化ないときは手にフォーカスがあっていないので、構図決めガチャをやり直した方が早いです。

まとめ

今回は、シード値を固定し、修正タグを編集することで手指の描画を修正する手法
「CTメソッド」
の紹介でした！

試してみて新しい発見等があれば教えていただけるとありがたいです！

CTについてはまだまだ研究の余地がると思うのでCT４k以外に効果的なCTを見つけたら、また報告させていただきます！


長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました！

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